happykoala15’s blog

高校留学*交換留学*TOEIC940点*4年間遠距離恋愛*K1ビザ*海外移住*国際結婚*アメリカ生活

【実体験】高校留学vs大学留学

こんにちは。

happykoalaです。

 

今日は、高校留学と大学留学どちらも経験した私が、実体験を元に、それぞれの違いや特徴、メリットについて比較してみようと思います。

 

〜高校留学〜

私は高校1年生の時に、J1ビザで1年間ホストファミリーと一緒に生活をして、高校は現地の公立高校に通いました。

まず、高校留学を通して私自身が1番身についたと思うことは、"英会話力(特にスピーキング力)"です。その次に身についたのは"度胸"。高校留学の環境は、英語力UP、特に英語が流暢に話せるようになりたい、と思っているような方には、うってつけの環境だと思います。何故なら、1年間という期間を現地のホストファミリーと過ごし、プラス生の英語が飛び交う現地高校に通うので、英語にどっぷり浸ることができます。これは私の持論ですが、スピーキングは4技能の中では、多少習得に時間がかかると思っています。私自身、留学中に経験したのですが、渡米後3ヶ月ほどすると、耳が英語に慣れてきて、日常会話レベルであれば何を言っているか殆ど聞き取れるようになりました。ただ、スピーキングに関しては、相手が何を言っているか聞き取れたとしても「これが言いたいんだけど言葉が出てこない...」といったもどかしい期間が続きました。言葉が出てきたなと実感できたのは渡米後5ヶ月ほど経ってからでした。結局のところスピーキング力は、ネイティブが実際に使っているフレーズを何個も覚えて、それを自分で使えるようになってから初めて、自分のものになるというサイクルだと思っているので、時間がかかるのも納得かなという風に考えています。そのフレーズの引き出しを増やすには、やはり実際に現地で生活して、ネイティブとの会話の機会を増やすことが1番手っ取り早いと思います。ですので、英語を流暢に話せるようになりたいという方には高校留学を私は激推しします。

高校生と大学生って、数年の差のようにも思えますが、留学目的は大きく異なりますし、若い時の数年の差って、後で振り返ってみるとかなり大きい差になると思います。ネイティブみたいな発音を習得したいという風に思っている方であれば、尚更早いうちに留学することをおすすめします!

 

〜大学留学〜

大学では3年次に、日本の大学の交換留学の制度を利用し、1年間キャンパスの寮に住みながら州立大学に通いました。

大学留学では、"将来進みたい方向性・キャリアが明確になった"ことが、1番の習得だと思っています。交換留学では、日本の大学では学ぶことのできない、専門性の高い授業を受けることができるということがメリットの一つとして挙げられます。私の場合はbiology専攻で、アメリカの州立大学の中でもbiologyに強い大学を選んで留学をしたので、より自分の専門にフォーカスした学びを得ることができました。また、大学3年生というタイミングでは、就職活動についても考え始める時期かと思いますので、自分の専門分野を深く学びながら、将来どういったことがしたいのかについて考えることのできる、とても良い機会だったと思います。アメリカの州立大学は、キャンパスも広大で、生徒数も日本とは比べ物にならないほど多いので、それこそ様々なバックグラウンドで、将来進む方向も多種多様な人との出会いがたくさんあります。そのような出会いを数多く経験できることは、自分の人生のキャリアを考える上で、大きな刺激になりますし、「こういう道もあるんだ」といった新たな気づきにもなります。より専門的な内容を英語で学びたい、キャリアビジョンを明確にしたいといった人にはとても良い機会になると思います。

大学留学でももちろん英語力UPすることは可能です。アメリカの大学は、毎日何かしらのクイズ、課題、授業内でのディスカッションやプレゼンがあって、日本の数十倍勉強します。私も平日は毎日夜の2時まで図書館で勉強漬けの日々でした。(キャンパスの図書館も当たり前のように深夜まで開いているのでびっくりですよね...生徒もたくさんいました😅)自分の専門分野に関する英語は嫌でも身に付きますし、寮生活ではルームメイトと会話したり、英語力UPする機会は十分にあります。ただ、高校留学の違いとしては、高校留学では「英語勉強する」というマインドだったのが、大学では「英語勉強する」、さらに交換留学の場合は、しっかりと授業の単位を取らなくてはいけないので、ある意味ベースの英語ができているのが前提条件になります。また私の周りでは、大学留学では年末年始に一時帰国をする人もいたり、日本人留学生も割といることも多いので、日本語を話す機会は高校留学よりも多いかと思います。

ただ、高校留学にしても大学留学にしても、アメリカに住んでいるだけでは英語は身につかないと思います。環境は本当に大事だと私も体感していますが、それ以上に自分がどこまで頑張れるか、エネルギーを注いだか、これが結果を大きく左右すると思っています。現地で生活できる貴重な1年間をどう過ごすかで、英語習得度合いは大きく変わります。またそれと同時に大切なのが事前準備。また事前準備については別でブログを書こうと思っています。

 

色々と熱く語ってしまいましたが、以上になります。

留学って一生のうちに何回もできるものではないので、本当にかけがえのない貴重な体験になると思います。これから留学される方、留学に行くか迷っている方にとって、少しでも参考になりましたら幸いです♡

「高校留学の魅力」については、過去に別の投稿で詳しく書いていますので、ぜひチェックしてみてください!